2008年 05月 19日
パリ4日目(4月7日/月) |
8時半ごろホテルを出て、街を散歩。
仕事へ向かう人たちのほとんどはコート&マフラーを身に着けている。
プランタン/パリ高島屋やギャラリー・ラファイエットが並ぶ
オスマン大通りにあるカフェに入ってモーニング・コーヒーを飲む。
カフェ・クレームには、シュガー2袋とチョコレートが付いている。
始めは店内で飲んでいたが、
爽やかな朝陽を浴びたくなりテラス席に移動。
もちろん天井には電気ストーブがあり、ポカポカ♪
店の前に駐車してあるミニクーパーの
フロントガラスに雪が積もっていた。
コーヒーで目も覚め、お腹もすいたので近くにあるパン屋「PAUL」へ。
焼きたてのパンは炊きたてのご飯のように、それだけでおいしい。
10時半ごろ息子と待ち合わせ。
ギャラリー・ラファイエットでランチを買い、パリ郊外へ向けて出発。
メトロでSHATELETE駅に行き、そこから高速郊外鉄道
RER(エール・ウー・エール)に乗り換える。
パリのメトロは改札を入るときにチケットを入れるが、でるときは不要。
(たまに検察係がくるので持っていた方がよい)
しかし、RERは下車するときも必要。
メトロからRERに乗ってそのまま目的地に行ってしまうと
精算してくれないだけでなく罰金を取られるらしい。
LA CROIX BERNY駅まで約30分。目的地はソー公園。
駅から4、5分で公園はあり、そこには広々とした緑の世界が待っていた。
平日だからか人も少なく、実にのんびりした空気が流れている。
たまに、ジョギングや犬の散歩をしている人が。
ヴェルサイユ宮殿と同じ庭師(ルノートル)が作った庭。
桜の名所でもあり、満開になると花見客も多いという。2週間先が見ごろかも。
赤っぽい桜の木が並び、キレイな芝生があったのでシートを敷いて座ることに。
ランチは、バケットサンドと赤ワイン(飲むのは僕だけだが)。
この歳になって、親子でピクニックができるとは思わなかった。
太陽も照り青空も見え、風がないとポカポカと暖かい。
ルイ14世時代のコルベール卿の庭。木々も芝生も、手入れがゆき届いて美しい。
城もあり、現在は美術館になっている。
入ったときと違う場所からでたので、2駅手前のBOURG LA REINE駅からRERに乗る。
向かった先は北駅で、約30分で着いた。
北駅は、ロンドンへの「ユーロスター」やオランダ・ドイツを結ぶ
「TGVタリス」などが発着するターミナル。
駅構内の各所に電気ストーブがあり、暖を取る人も多い。
「旅立ち」「出会い」「別れ」という言葉とともに、
東京の上野駅 → 集団就職を連想した。
北駅から1つ目で乗り換えて、2つ先のPIGALLE駅で降りると、
そこは石畳の坂が多いモンマルトル。
街を散策したあと、映画「アメリ」にも登場した「カフェ・デ・ドゥ・ムーラン」でコーヒータイム。
ピカソやゴッホも住んでいたモンマルトル。
サクレ・クール聖堂とメリーゴーランドをバックに写真を撮るのが基本(だそうだ)。
歩いて登れる距離だが、ケーブルカーに乗ることにする。
登りきって見下ろすと、眼下にパリの街が広がる。
写真ではわかりにくいが、遠くに虹が。息子がパリで虹を見たのは初めてとのこと。
間近で見上げるサクレ・クール聖堂は、威圧感を与えるほど大きい。
丘の上は土産物屋やレストランが並び、観光客でにぎやか。
夜7時半になっても、まだ青空が見える。店先にいた上品な黒猫。
夕食前なので迷ったが、小腹が空いたのでテイクアウトのピザを3人で食べる。
これが予想外においしく、「パリのイタメシはまずい」という風評は吹き飛んだ(笑)
帰りは階段で丘を下ったが、7分ぐらいで降りてしまう。
ピザが呼び水となり本格的にお腹が空いてきたので、モンマルトルで夕食をすることに。
当てはなく、店構えと、外から見える店内の雰囲気で決めて、
「Le Paname」というレストランに入った。
オリーブの実をつまみに赤ワインを飲む。
ハムの盛り合わせ、ステーキ、#$%&’”・・・(空腹だったのか、メモを取るのを忘れた)
どれもおいしく、店の選択としては成功だった。
デザートまで食べて10時近くに店を出ると、店のネオンも光っていた。
10時40分過ぎに部屋にもどり、
パリでは同じホテルに滞在する荒和井さんに電話。
レースのこと、フランスでのエピソード、ハワイのことなどを話していたら、
アッという間にワイン2本を飲んでしまった。
その1本は、荒和井さんが参加した「シュベルニー・マラソン」の参加賞。
12時を過ぎ、
明日の行動に差し障りがあるといけないので
お開きとなった。
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by honomara
| 2008-05-19 17:34
| 旅行