2008年 04月 19日
初めてのパリ 1日目(4月4日/金) |
★プロローグ★
「男と女」「パリのめぐり逢い」「シャレード」「白い恋人たち」・・・などのフランス映画。
シルビー・バルタン、アラン・ドロン、ジャンポール・ベルモント・・・といった歌手や俳優。
芸術、ファッション、フランスパン、ワイン、チーズ・・・。
興味がないわけではなかったが、具体的に行こうとは思わなかった。
それは、ヨーロッパの風景に暗いイメージを抱いていたからかもしれない。
そのため、僕の海外旅行はアメリカ西海岸とハワイだけ。
まさか行くことになるとは。行くきっかけは、息子の留学。
2007年10月からパリにいるので、せめて1回は行こうかという話がでて、
「どうせならマラソンに絡めよう」ということになった。
僕としては9月に開催される「メドックマラソン」に興味があった。
なぜかというと、エイドステーションは水でなくワインが出され、38キロ地点以降からは
リブステーキも出るという。しかし9月は先過ぎるので断念。
2月に「パリ・ハーフマラソン」があるが、「東京マラソン」の1週間前なので無理。
ということで「パリマラソン」の開催される4月に行くことになった。
英語を喋れるわけではないが、
簡単な単語を並べて買い物やレストランのオーダーはできる。
しかしフランス語ときたら(第二外国語で習ったが)チンプンカンプン。
「ジュ・テーム(愛しています)」「ケスクセ(これは何ですか)」ぐらいしか覚えていない。
あとは「ジュトジュデ・ニジュウ、アト・ジュ・デ・サンジュウ」
「ナガジュバン・アザブジュバン・セシボンタ」といったインチキ語だけ。
100円ショップで「フランス語会話(本とCD)」を買ったが、3日坊主。
空港まで息子が迎えに来るし、ガイドをしてくれるというので出発の日を待った。
ハワイへ行くときと違い、飛行機の出発は午前10時30分。
軽い朝食をとったので、空港では赤ワインの小瓶だけ。
17番ゲートからは、エールフランスとJALの提携便がパリに向かう。
AF279は予定より30分遅れて離陸。11時半ごろ、ドリンクサービス。
NWと違ってワイン、シャンパン、ビール、ソフトドリンクは無料♪
ププママはシャンパン、僕は赤ワイン(当たり前というかフランスワイン)。
フランス語で「ヴァン ルージュ」と言ったが通じず「レッドワイン」でわかってくれた(笑)
それから30分ほどして食事。スパイシーチキン、ポテトサラダ、
メインのチョイスは「鮭のフライ 玉子餡かけソース、椎茸、金平牛蒡、ご飯」にした。
これにチーズ、チョコレートケーキが付く。そして、こんどは白ワイン。
離陸して5時間以上たつと疲れも出てくる。
行きのハワイなら、そろそろ着陸態勢に入っていくころだ。
水やペリエのあと赤ワインを飲み、夜9時半ごろに食事(パリ時間では午後2時半)。
すでに10時間半が経過したことになる。
結局、赤ワイン3本・白ワイン2本、合計5本のワイン(小瓶)を飲んだわけだ♪
12時間のフライトは、僕の100Kmマラソンと同じようなもの。
走るのも疲れるが、座っているのも疲れるなぁ。
3時42分。機内からフランスが見えてきた。農業国だけに緑が多い。
午後3時55分、シャルル・ド・ゴール空港着陸。摂氏14℃。それほど寒くはない。
無事に飛んでくれて、ありがとう♪
空港の通路も、トイレもお洒落。
トイレを利用しているうちに機内のお客さんと離れてしまい、出口に迷い30分(笑)
CDGVALと呼ばれる乗り物で移動しなければならなかった。
(予定していた到着のターミナルと違ったらしい)
荷物を受け取り、無事に入国。
半年ぶりに会う息子。
大きくはなっていなかった(当たり前か)。
5時10分。空港からロワシーバスでオペラへ向かう(ノンストップで約50分)。
パリ市内へ入っていくと、街のいたるところにカフェがある(お~、外で飲んでる飲んでる)。
重厚な建物が並び、街中が城のようだ。
6時15分。バスはオペラ着。ホテルまでは歩いて約15分。
7階建ての小さいホテルで★★★。
部屋の中は、こんな感じ。ミニバーが付いている。
というのはウソで、これはロビー(笑)
部屋は404号室。
ホテルのレベルによっても違うのだろうけど、パリのホテルは小規模のものが多いようだ。
ベランダはなく、窓を開けるとオフィスビルが見えた。
バスタブ付きでシャワーヘッドが取り外せる点と、壁掛け式テレビがいい。
少し休んでから、スーパーに寄ったあと息子のアパートメントへ向かう。
歴史を感じる建物が並び、ついつい写真を撮ってしまう。
息子のアパートへ到着。木製の門をあけると、7階建てのビルが見える。
部屋は7階。
ただしエレベーターがない(泣)
最上階なので屋根に窓があり、パリの街並みが見渡せる。
夜の8時半だというのに、まだ明るい。
パリに来て初めてのビールを飲んでいる間、息子は料理。
ラタトゥーユ、ポテトサラダ、生ハム、チーズ、フランスパン。
白ワインを飲みながら手料理を食べる。
このあと鶏料理とピザの用意もしてあったが、お腹がいっぱいで食せず(ゴメン、耕平)。
箱に入った赤ワインも渡されたが、この赤が大変なシロモノ(赤なのにシロ)。
なんと、僕たちが結婚した年のもの。
僕に似ないで、洒落たことをする。
はっ! ということは来年で30周年。10代で結婚したから、いつまでも若いね(爆)
これを飲むのはもったいないので、箱に入れて帰ってきた。
アパートを出たのは11時近く。
ホテルに向かってパリの街を歩いて行くと、
ライトアップしたオペラ座が光っていた。
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by honomara
| 2008-04-19 22:54
| 旅行