2007年 06月 14日
ハワイに触れる |

4月24日に沖縄に着いたあと、熊本、長崎、福岡、山口、広島、
愛媛を回り、6月9日に横浜港に入港。
16日まで乗船見学会があるというので行くことに。
かつてポリネシア人たちは、海図もコンパスも使うことなく、
カヌーで島々を行き来していたという。
ホクレア号は、そんな祖先たちの建造技術と航海術を再現した古代式航海カヌー。
ポリネシア人がハワイ諸島を発見した当時の形状を模し、
天体を読み、波や風を感じ、海洋生物の動きを見る伝統的な航海術
“スターナビゲーション”によって針路を決定する。
もちろん、エンジンもスクリューも付いていない。
午後1時過ぎに「ぷかりん桟橋」へ行き、しばらくすると整理券を配られた。
次回の乗船は3時半からというので、海を見ながら時間をつぶす。


予定通り受付開始。船を動かすわけではないが、救命具を渡されて腰に付ける。
海に落ちると自然に浮き袋が膨らむらしい。
まずハワイアンのスタッフと通訳によるが解説を聞いたあと乗船。


今度は日本人クルーによる説明。
北極星を頼りに、船体に付いている印と照らし合わせて方向を決め
航海する話は驚きの連続。
話のあと船内を自由に見学し、僕はクルーの寝室に入ってみた。




寝室といっても天井は低く座るのが精一杯で、ベッドも7cmぐらいの薄いもの。
外観も船内も意外に小さく、「これでハワイから来たのか~」と感動する。
それ以上に、狭い舟の中で何ヵ月も同じメンバーと過ごすのは、
相当の信頼関係がないとできないことだと感じた。



by honomara
| 2007-06-14 21:54
| ハワイ

