2006年 05月 27日
喬太郎 跳ねる |
「ハワイ好き」「ランナー」には落語好きが少ないようだけど、またまた落語の話(笑)
雨の中、お江戸日本橋亭で「喬太郎跳ねる」を鑑賞してきた。
平成12年に始まった柳家喬太郎の独演会で、8回目を迎える。
喬太郎の人気も高まるばかりで、
この会に限らず独演会のチケットは、すぐに売切れてしまう。
今日の予約をしたのも2ヵ月前。
なぜ、それほど人気があるか。一言でいうなら、落語が新鮮だから。
新作落語はもちろんそうだが、古典落語も新しさを感じさせる。
だから若いファンや落語初心者にも受け入れられる。
と同時に古典もきっちり演じるので、落語通にも高い評価を得ている。
今日は新作落語を三席やるという。
一席目は「派出所ビーナス」。池袋の派出所が舞台で、
元・旅館の女将ほか特異なキャラクターの婦人警官が登場する噺。
女性の人物描写は右に出るものがいない、といってもいい。
兄弟弟子の喬之進が「短命」をやったあと、
二席目の喬太郎は「彫り師マリリン」。
キャバクラ出身の女の子が、一流の刺青師になる噺。
やくざの背中にピカチュウの刺青を彫ってしまう発想が凄い。
仲入りをはさんで、再び喬太郎が高座へ。
“何を話すか決めてこなかったんですが、二席やった時点で
今日はイッちゃった女特集にすることにしました”と言いながら
「諜報員メアリー」の噺に入っていった。
三席とも何度か聴いている噺だが、やはり面白い。
以前 本人に聞いたことがあるが、ストーリーはあっても
台本があるわけじゃないので、その時によって変わることもあるそうだ。
それに、噺に入る前のマクラも落語の楽しみだ。
今日の二席がライブCDになるという。
以前にも紹介したけれど、喬太郎の新作落語に興味のある方へご案内。
(喬太郎さんに頼まれたわけではない・笑)
イチオシは『喬太郎秘宝館』。
「純情日記横浜篇」「純情日記渋谷篇」の二席が収録されている。
もう一枚は『喬太郎秘宝館別館』。
「冬のそなた」「国民ヤミ年金」「巣鴨の中心で、愛をさけぶ」の三席。
これで2,000円は安い♪
CD化されていないが、僕が選ぶベスト1は「ハワイの雪」。
笑いではなく涙を流した、初めての落語。20世紀に生まれた名作といえる。
雨の中、お江戸日本橋亭で「喬太郎跳ねる」を鑑賞してきた。
平成12年に始まった柳家喬太郎の独演会で、8回目を迎える。
喬太郎の人気も高まるばかりで、
この会に限らず独演会のチケットは、すぐに売切れてしまう。
今日の予約をしたのも2ヵ月前。
なぜ、それほど人気があるか。一言でいうなら、落語が新鮮だから。
新作落語はもちろんそうだが、古典落語も新しさを感じさせる。
だから若いファンや落語初心者にも受け入れられる。
と同時に古典もきっちり演じるので、落語通にも高い評価を得ている。
今日は新作落語を三席やるという。
一席目は「派出所ビーナス」。池袋の派出所が舞台で、
元・旅館の女将ほか特異なキャラクターの婦人警官が登場する噺。
女性の人物描写は右に出るものがいない、といってもいい。
兄弟弟子の喬之進が「短命」をやったあと、
二席目の喬太郎は「彫り師マリリン」。
キャバクラ出身の女の子が、一流の刺青師になる噺。
やくざの背中にピカチュウの刺青を彫ってしまう発想が凄い。
仲入りをはさんで、再び喬太郎が高座へ。
“何を話すか決めてこなかったんですが、二席やった時点で
今日はイッちゃった女特集にすることにしました”と言いながら
「諜報員メアリー」の噺に入っていった。
三席とも何度か聴いている噺だが、やはり面白い。
以前 本人に聞いたことがあるが、ストーリーはあっても
台本があるわけじゃないので、その時によって変わることもあるそうだ。
それに、噺に入る前のマクラも落語の楽しみだ。
今日の二席がライブCDになるという。
以前にも紹介したけれど、喬太郎の新作落語に興味のある方へご案内。
(喬太郎さんに頼まれたわけではない・笑)
イチオシは『喬太郎秘宝館』。
「純情日記横浜篇」「純情日記渋谷篇」の二席が収録されている。
もう一枚は『喬太郎秘宝館別館』。
「冬のそなた」「国民ヤミ年金」「巣鴨の中心で、愛をさけぶ」の三席。
これで2,000円は安い♪
CD化されていないが、僕が選ぶベスト1は「ハワイの雪」。
笑いではなく涙を流した、初めての落語。20世紀に生まれた名作といえる。
by honomara
| 2006-05-27 23:21
| 鑑賞