2006年 01月 30日
温泉湯豆腐 |

ご存知の方も多いと思うけど、佐嘉平川屋の温泉湯豆腐。
最近、週に2回は食べている。
数年前からメディアに取り上げられ、ファンも多いようだ。
佐賀県にある会社で、以前は通販によって手に入れるしかなかったが、
最近、近所のスーパーで売られるようになった。
豆腐を買うと調理水が付いてくる。
これがミソで、嬉野温泉と同質の水だという。
この調理水を使って湯豆腐にするわけだけど、
火にかけて煮込むうちに調理水の成分が豆腐を溶かして、
汁がとろみを帯び豆乳色に白濁してくる。
豆腐の表面が溶けだし角がとれた状態になったら食べごろ。
箸でつまめる堅さなのに、口に入れるとトロッと柔らかい感触。
そのままでもおいしく、ポン酢をたらしてもいい。
この会社は昭和25年創業で、昨年55周年を迎えた。
初代社長は自転車でラッパを吹きながら、
一丁ずつ豆腐を売っていたそうだ。
(若い人は豆腐売りを知らないかも・笑)
一丁のために企業努力をする会社もあれば、
一兆のために脱法経営をする会社もある。
by honomara
| 2006-01-30 19:13
| 飲食

