2006年 01月 22日
初笑い |

「初笑い」といっても、別に今日初めて笑ったわけではない。
TVを観ても日常の会話でも、笑いはある。
つまり、演芸場などに脚を運んで笑ったということ。← わかるっつーの(笑)
今月の始め。初笑いはいつにしようかな?と
演芸情報誌「東京かわら版」のスケジュール表を見ていたら、
22日の国立演芸場「花形演芸会」が目にとまった。
“柳家喬太郎、林家たい平かぁ。2人とも人気あるから
チケットないだろうな”と思いながらもチケットセンターへ電話。
すると「先ほどキャンセルが出て1枚だけございます。
しかも6列の12番ですからいい席です」という回答があり、即予約。
そして本日。昼12時半に半蔵門の国立演芸場へ。
昨日の雪が凍結し、気をつけて歩かないと滑ってしまう。
スパイクシューズがほしかった。
席は前から6番目で、ほぼ真ん中。確かにいい席だ。
開演は1時。前座に続いて、金原亭小駒の「持参金」という噺。
続いて、Diceという若手ピン芸人の替え歌ショートコント。
大舞台で始めは緊張していたが、徐々に持ち味を出して盛り上がってきた。
イケメンなので、そのうちTVにも出演するかも。
その次が凄い。
だるま食堂という女性3人のコント・グループ。
1980年代後半から1990年代前半まで、舞台、TV・CM等で活躍したあと
しばしの休業を経て、2000年より活動再開。
胸とヒップに巨大な詰め物を入れた衣装で、歌って喋ってコントをする。
国立演芸場向きではないが(笑)
ライブなんかに行けば相当なストレス解消になると思う。
興味のある方はこちら
そして、お目当ての柳家喬太郎。演目は「按摩の炬燵」。
噺の内容はってーと(落語口調)、今のように暖房のない時代。
若い使用人に一晩だけでも温かい思いをさせてあげようと
出入りの按摩さんに「人間炬燵」になってもらうという滑稽噺。
按摩さんが燗酒を飲む仕草が実にうまく、
思わずゴクリとノドを鳴らしてしまった(笑)
マジック、大神楽のあと、本日のトリは、林家たい平の「お見立て」。
あの、林家こん平の弟子とは思えない実力の持ち主(笑)
美大を出ているだけあり、噺に美的センスがあり、リズム感も抜群。
じっくり30分、堪能できた。
ということで、満足のいく初笑いとなった。
写真:「巣鴨の中心で愛を叫ぶ」で
平成15年度花形演芸大賞を受賞した柳家喬太郎
by honomara
| 2006-01-22 22:56
| 鑑賞

