時間の感覚

新年も７日が過ぎ、いわゆる「お屠蘇気分」を抜かなければいけない時期。
いただいた年賀状を、改めて読んだりしてみる。

その中で、かつて広告代理店時代の上司から届いた賀状が印象的だった。
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30歳の昔、10年単位で1年を早く感じていたのが、
70歳を過ぎると、あっという間の早さが正直な感想です。
年を取るほどに1年を早く感じるのは、人が体感する1年は
分数みたいなもので、「生きてきた年数」分の「1年」になる…
と知ったこともあり、つまり年を重ねるほどに
分母の数が大きくなって、そのぶん1年を短く感じる。
1/30と、1/70分とでは、その大きさはまったく違います。
でも、今の自分が感じる時間の中で、ふり返ることなく豊かな夢と
少なくなった時間を大切にしていきたいと願う年頭です。
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「歳を取って時間の経過を早く感じるのは、
歳とともに処理能力が遅くなってくるから」と識者が言っていたが、
それ以上に説得力があるなぁと思った。

確かに、10代の10年と、ここ10年ではまったく密度が違う（笑）