2005年 06月 29日
ホワイトバンド |
世界では3秒に1人の割合で子どもが貧困で死んでいるという。日本の国際NGO(非政府組織)が7月から
貧困撲滅のための「ホワイトバンド運動」を始める。
「ほっとけない世界の貧しさ」が合言葉。
バンドを1本300円で売り、売り上げを「貧困絶滅」のキャンペーン費用に充てる。
ホワイトバンドは世界各地のNGOによる共同行動で、
英国のブレア首相、サッカー選手のベッカム、俳優のトム・ハンクス、
「ミスター・ビーン」役のローワン・アトキンソンらも腕に巻いている。
日本ではサッカー日本代表の中田英寿選手、歌舞伎の中村勘三郎、
作家の村上龍らがキャンペーンに加わっている。
趣旨に賛同できるので、僕も買うつもりでいる。
が、ホワイトバンドを付け続けるかどうかはわからない。
なんとなく「いいヒト印」に見えてしまうようで照れくさい。
日本の赤い羽根共同募金も同じ。寄付はしても赤い羽根を付けることはしない。
最近では、黄色いリストバンドもある。
ランス・アームストロングという自転車選手が始めたガン患者のための基金で、
1ドルを募金すれば、黄色いリストバンドがもらえる。
その収益金はガン患者やその家族など、ガンと闘う人への支援に使われるというもの。
一時はなかなか手に入らず、
1ドルで買った黄色いリストバンドを高く売って、小遣い稼ぎをした人もいるらしい。
何を考えているんだか。
困っている人の役に立つのはいいことだけど、
「私は寄付をした人間です」とアピールする必要はあるのかなぁ。
by honomara
| 2005-06-29 23:49
| 生活

