2011年 08月 07日
「奥武蔵ウルトラマラソン」初参加 |
第18回を迎える「奥武蔵ウルトラマラソン」。
登り坂の嫌いな僕は、かつて一度も参加しようという気にならなかった。
しかし、「いずれ走ります」「来年は走ります」と周りの人に言ってしまい、
「今年はエントリーします」になってしまった。
人気大会で、エントリー開始後すぐ定員に達してしまうと聞いていたので、
「何日かたって申し込めば締め切っているかも」と考えて5日ほど遅らせた(笑)
ところが、すんなりとエントリーできてしまった (^_^;)
奥武蔵は「自由の風AC」の夏合宿で毎年利用しているし、
「おつまみ~ず☆」でも年に何回か走っている。
先月は顔振峠から大会の折り返し地点までの往復もして、ほぼ全コース経験済み。
しかし、暑い時季にアップダウンの激しいコースを
果たして77Kmも走れるだろうかという不安は募るばかり。
目標タイムを設定する余裕などなく、とにかく12時間以内で帰って来ることを目指すのみ。
------------------------------------------------------------------------------------------------
朝5時15分に「おつまみ~ず☆」のメンバーと待ち合わせて、
クルマ2台で毛呂山総合公園へ。
会場には、ウルトラマラソン独特の緩い空気が流れていた。
「おつまみ~ず☆」のteddykeikoさん、アイちゃんと記念撮影。
定刻通りに7時スタート。
かなり後ろから、ipodを聴きながらゆっくり走り始める。
エイドステーションの数が多く(約3Kmごと)、
内容も充実していることで有名な大会だという。
どのエイドも水以外のドリンク(スポーツドリンク、コーラ、ジュース、牛乳ほか)があり、
フルーツ、梅干、おにぎり、カステラ、キュウリ、トマト、塩などが並んでいる。
登りもあれば、下りもある。
エーデルワイズ・ゴルフクラブへの坂は、歩く人が多い。
9:10
18.1Km地点の鎌北湖エイド
大会が配布するナンバーカード(ゼッケン)は4隅に穴のないタイプだったので
僕は仕方なく安全ピンを使ったが、
穴をあけて、ゼッケン留め「楽ピタ」を使っているランナーもいた。
※案の定、家に帰ってTシャツを見ると、汗と雨で安全ピンの部分がサビで変色していた。
鎌北湖からしばらく行くと急坂があり、しばらく進むと20Km地点。
5Kmごとにきっちりと距離表示があるのがいい。
スタートから2時間半が経過。4倍すれば10時間で80Km。
「この調子でいけば10時間は切れるかな」と甘い期待を抱く。
9:36
20.7Km地点の清流エイドは、いつもお世話になっている「江戸一RC」が担当。
水をカラダにかける人が多く飲料用が足りないと嘆いていた。
9:59
23.5Kmのユガテエイドには、浴衣姿のまゆまゆさんとメイド服のなおちゃん。
スイカ、バナナ、キュウリ、おにぎり、おかゆなど充実している。
ノンアルコール・ビールがあったのでゴクゴク。
けっこう本物に近い味がしたので感激(昔のノンアルコール・ビールとは大違い)。
10:14
ロッククライミングの練習場を過ぎて、少し行くと25Km地点。
10:27
26.4Km地点の黒山エイドで蕎麦をいただく。
各エイドには往路と復路の距離と、次のエイドまでの距離が表示されているのが親切だ。
10:58
29.9Kmの顔振エイド着。
オクム練習のランチでお世話になる「平九郎茶屋」のお姉さんに挨拶をして、
クリームソーダを飲む。
11:18
約32Km地点には「おつまみ~ず☆」の私設エイドがあり、
トリさんを応援隊長として、ゆこりんと、ププママがドリンクや食べものを振舞っていた。
ププママの頭には、荒和井さんからいただいたミニパラソル(似合っている)。
北海道のひでさんが送ってくれたメロンをいただき、
「うるはちゃん&いぶきちゃん」の写真に癒やされて出発。
この辺りから、脚(ふくらはぎ)がピクピクして不吉な予感がする。
11:29
32.2Km地点の見晴台エイドへ着くと、大きな団扇をもったギャルがお出迎え。
ギャルに刺激されたわけではないが、
脚のピクピクが本格的に痙攣に変わり、座り込んでしまった。
自分でマッサージをするが、脚の角度を変えると、こむら返りを起こす。
そうこうしていると、「おつまみ~ず☆」のおさる師匠、
マカプウさん、マスチンが到着。僕は10分近く休んでからスタート。
12:21
37.6Km地点の飯盛エイドに着くと、
スタッフのおじさんがランナーの脚をマッサージしている。
しばらくすると終わったので、脚が攣っていることを言うと椅子に座らせてくれ、
氷を包んだタオルを脚の付け根に置き、ふくらはぎのマッサージをしてくれた。
お礼を言い、なんとか走り始めるが、あと40Km近くあることを考えると、
「リタイヤ」の文字が頭に浮かんだ。
追いついたマカプウさんに「リタイヤするとスタッフはすぐに来てくれるんですか?」
などと聞いてみると「すぐには来てくれないでしょうね」という答え。
マラソンを始めて約22年。大会でリタイヤしたことがないのが自慢だが、
これで終わりかも・・・。
40Km地点通過が12時46分。
13:12
43.4Km地点の大野エイドに着くと、すでに折り返して着た健ちゃんの姿。
お互いの健闘を称えながら別れる。
13:31
46.4Kmの折り返し地点に到着。
写真を撮っていると、スタッフが「証拠写真を撮りましょうか」と言うのでお願いする。
名物のかき氷をいただき、
水着ギャルを撮影。
あとで、mixiつながりだったと知る。
「おつまみ~ず☆」応援団もランチタイム。
撮影:弟
折り返して10分ほど行くと、男性に声をかけられた。
見ると弟がいる。山歩きを兼ねてサプライズで応援に来てくれたとのこと。
1分ほど走るとアイちゃんとすれ違う。
すぐ後ろにteddykeikoさんがいて、6分ほどでマイケル冗談さんが来た。
13:58
49.4Km地点の大野エイド着。
再び脚が痙攣。脚が腫れているわけではなく、「氷をソックスの中に入れる」の図。
脚を冷やすために、エイドで水をザブザブかけたため、シューズの中もグジュグジュ。
そのために足とソックスがすれてマメができてしまったようだ(泣)
14:32
前を行く「江戸一RC」のきのこちゃんに追い着く。
しばらくすると55Km地点。「まだハーフ以上あるのか」と思う。
14.38
60.6Km地点の見晴台エイド着。
バターロールのハムサンドがあるので、いただく(GOOD)。
ここでは生バンドを演奏中。
15:34
64.9Km地点の顔振エイドで、水着のお姉さんと撮影。
16:26
ユガテエイドで、なおちゃん、まゆまゆさんと話していたら
きのこちゃん到着。
16:48
72.1Kmの清流エイドには、冷やし汁粉があると聞いていた。
紙コップに入った水っぽいものを想像していたら、
しっかり小豆と白玉が入った本格派で美味。
猫耳スヌーピーさんからは私物のクーリッシュをいただく。
あと5Km。なんとかゴールできそうだと走り始めるとガスが出始め、
そのうち雨に変わり、雷も鳴り始めた。
-
山の中は木々に覆われているため真っ暗で、稲妻の光と音がバリバリと恐い。
落雷を防ぐために、スタートから付けていたipodをポケットに入れるが、
ゼッケンの安全ピンも金属なので意味はないかも。
脚のピクピクとマメの痛さを騙し騙し、鎌北湖までの下り坂を急ぐ。
ポケットに入れてあるカメラが雨で濡れるとマズイので、
鎌北湖エイドのスタッフにビニールのゴミ袋をもらう。
鎌北湖からの坂も濁流のように雨が流れ、足首の上まで水に浸りながら走る。
スタッフがいて、右に渡ると暗闇に毛呂山総合公園が見えてきた。
そして10時間18分26秒でゴール。
完走できてよかった~
登り坂の嫌いな僕は、かつて一度も参加しようという気にならなかった。
しかし、「いずれ走ります」「来年は走ります」と周りの人に言ってしまい、
「今年はエントリーします」になってしまった。
人気大会で、エントリー開始後すぐ定員に達してしまうと聞いていたので、
「何日かたって申し込めば締め切っているかも」と考えて5日ほど遅らせた(笑)
ところが、すんなりとエントリーできてしまった (^_^;)
奥武蔵は「自由の風AC」の夏合宿で毎年利用しているし、
「おつまみ~ず☆」でも年に何回か走っている。
先月は顔振峠から大会の折り返し地点までの往復もして、ほぼ全コース経験済み。
しかし、暑い時季にアップダウンの激しいコースを
果たして77Kmも走れるだろうかという不安は募るばかり。
目標タイムを設定する余裕などなく、とにかく12時間以内で帰って来ることを目指すのみ。
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朝5時15分に「おつまみ~ず☆」のメンバーと待ち合わせて、
クルマ2台で毛呂山総合公園へ。
会場には、ウルトラマラソン独特の緩い空気が流れていた。
「おつまみ~ず☆」のteddykeikoさん、アイちゃんと記念撮影。
定刻通りに7時スタート。
かなり後ろから、ipodを聴きながらゆっくり走り始める。
エイドステーションの数が多く(約3Kmごと)、
内容も充実していることで有名な大会だという。
どのエイドも水以外のドリンク(スポーツドリンク、コーラ、ジュース、牛乳ほか)があり、
フルーツ、梅干、おにぎり、カステラ、キュウリ、トマト、塩などが並んでいる。
登りもあれば、下りもある。
エーデルワイズ・ゴルフクラブへの坂は、歩く人が多い。
9:10
18.1Km地点の鎌北湖エイド
大会が配布するナンバーカード(ゼッケン)は4隅に穴のないタイプだったので
僕は仕方なく安全ピンを使ったが、
穴をあけて、ゼッケン留め「楽ピタ」を使っているランナーもいた。
※案の定、家に帰ってTシャツを見ると、汗と雨で安全ピンの部分がサビで変色していた。
鎌北湖からしばらく行くと急坂があり、しばらく進むと20Km地点。
5Kmごとにきっちりと距離表示があるのがいい。
スタートから2時間半が経過。4倍すれば10時間で80Km。
「この調子でいけば10時間は切れるかな」と甘い期待を抱く。
9:36
20.7Km地点の清流エイドは、いつもお世話になっている「江戸一RC」が担当。
水をカラダにかける人が多く飲料用が足りないと嘆いていた。
9:59
23.5Kmのユガテエイドには、浴衣姿のまゆまゆさんとメイド服のなおちゃん。
スイカ、バナナ、キュウリ、おにぎり、おかゆなど充実している。
ノンアルコール・ビールがあったのでゴクゴク。
けっこう本物に近い味がしたので感激(昔のノンアルコール・ビールとは大違い)。
10:14
ロッククライミングの練習場を過ぎて、少し行くと25Km地点。
10:27
26.4Km地点の黒山エイドで蕎麦をいただく。
各エイドには往路と復路の距離と、次のエイドまでの距離が表示されているのが親切だ。
10:58
29.9Kmの顔振エイド着。
オクム練習のランチでお世話になる「平九郎茶屋」のお姉さんに挨拶をして、
クリームソーダを飲む。
11:18
約32Km地点には「おつまみ~ず☆」の私設エイドがあり、
トリさんを応援隊長として、ゆこりんと、ププママがドリンクや食べものを振舞っていた。
ププママの頭には、荒和井さんからいただいたミニパラソル(似合っている)。
北海道のひでさんが送ってくれたメロンをいただき、
「うるはちゃん&いぶきちゃん」の写真に癒やされて出発。
この辺りから、脚(ふくらはぎ)がピクピクして不吉な予感がする。
11:29
32.2Km地点の見晴台エイドへ着くと、大きな団扇をもったギャルがお出迎え。
ギャルに刺激されたわけではないが、
脚のピクピクが本格的に痙攣に変わり、座り込んでしまった。
自分でマッサージをするが、脚の角度を変えると、こむら返りを起こす。
そうこうしていると、「おつまみ~ず☆」のおさる師匠、
マカプウさん、マスチンが到着。僕は10分近く休んでからスタート。
12:21
37.6Km地点の飯盛エイドに着くと、
スタッフのおじさんがランナーの脚をマッサージしている。
しばらくすると終わったので、脚が攣っていることを言うと椅子に座らせてくれ、
氷を包んだタオルを脚の付け根に置き、ふくらはぎのマッサージをしてくれた。
お礼を言い、なんとか走り始めるが、あと40Km近くあることを考えると、
「リタイヤ」の文字が頭に浮かんだ。
追いついたマカプウさんに「リタイヤするとスタッフはすぐに来てくれるんですか?」
などと聞いてみると「すぐには来てくれないでしょうね」という答え。
マラソンを始めて約22年。大会でリタイヤしたことがないのが自慢だが、
これで終わりかも・・・。
40Km地点通過が12時46分。
13:12
43.4Km地点の大野エイドに着くと、すでに折り返して着た健ちゃんの姿。
お互いの健闘を称えながら別れる。
13:31
46.4Kmの折り返し地点に到着。
写真を撮っていると、スタッフが「証拠写真を撮りましょうか」と言うのでお願いする。
名物のかき氷をいただき、
水着ギャルを撮影。
あとで、mixiつながりだったと知る。
「おつまみ~ず☆」応援団もランチタイム。
撮影:弟
折り返して10分ほど行くと、男性に声をかけられた。
見ると弟がいる。山歩きを兼ねてサプライズで応援に来てくれたとのこと。
1分ほど走るとアイちゃんとすれ違う。
すぐ後ろにteddykeikoさんがいて、6分ほどでマイケル冗談さんが来た。
13:58
49.4Km地点の大野エイド着。
再び脚が痙攣。脚が腫れているわけではなく、「氷をソックスの中に入れる」の図。
脚を冷やすために、エイドで水をザブザブかけたため、シューズの中もグジュグジュ。
そのために足とソックスがすれてマメができてしまったようだ(泣)
14:32
前を行く「江戸一RC」のきのこちゃんに追い着く。
しばらくすると55Km地点。「まだハーフ以上あるのか」と思う。
14.38
60.6Km地点の見晴台エイド着。
バターロールのハムサンドがあるので、いただく(GOOD)。
ここでは生バンドを演奏中。
15:34
64.9Km地点の顔振エイドで、水着のお姉さんと撮影。
16:26
ユガテエイドで、なおちゃん、まゆまゆさんと話していたら
きのこちゃん到着。
16:48
72.1Kmの清流エイドには、冷やし汁粉があると聞いていた。
紙コップに入った水っぽいものを想像していたら、
しっかり小豆と白玉が入った本格派で美味。
猫耳スヌーピーさんからは私物のクーリッシュをいただく。
あと5Km。なんとかゴールできそうだと走り始めるとガスが出始め、
そのうち雨に変わり、雷も鳴り始めた。
-
山の中は木々に覆われているため真っ暗で、稲妻の光と音がバリバリと恐い。
落雷を防ぐために、スタートから付けていたipodをポケットに入れるが、
ゼッケンの安全ピンも金属なので意味はないかも。
脚のピクピクとマメの痛さを騙し騙し、鎌北湖までの下り坂を急ぐ。
ポケットに入れてあるカメラが雨で濡れるとマズイので、
鎌北湖エイドのスタッフにビニールのゴミ袋をもらう。
鎌北湖からの坂も濁流のように雨が流れ、足首の上まで水に浸りながら走る。
スタッフがいて、右に渡ると暗闇に毛呂山総合公園が見えてきた。
そして10時間18分26秒でゴール。
完走できてよかった~
by honomara
| 2011-08-07 23:55
| ランニング