2006年 07月 05日
三枝と小朝 |
子供の頃からTVでたまに落語は観ていたが、
脚を運ぶようになったのは8年ほど前。
何かのキッカケで春風亭小朝のファンになり、
1998年4月「東京厚生年金会館」に三遊亭円歌との二人会に行ったのが最初。
その後、小朝の落語会が東京であると行くようになった。
2001年2月、小朝プロデュースの「若手の祭典」という落語会で
柳家喬太郎を知り、喬太郎ワールドに入り込んでいった。
「久しぶりに小朝の落語を観に行こうかな」と思ったのは、
桂三枝との二人会だったこと。
三枝は「ヤング OH! OH!」や「新婚さんいらっしゃい!」を観ていたが、
落語をしっかり聴いたことがない。
チケットを注文したのが発売日から数日過ぎていたため、
取れた席は2階のQ列(最後列から3列目・笑)
会場の練馬文化センターに着くと、ご老人が多い。
柳家喬太郎の客層とは、平均年齢で30歳ぐらい違うかもしれない。
前座に続いて小朝登場。初めて聴く新作噺と「薮入り」をみっちり。
さすが「天才」と言われるだけのことはある。
林家いっ平をはさんで、トリは三枝。
時事ネタをマクラにしながら、結婚数十年の夫婦の噺へ。
東京で演じるからなのか、標準語を意識したような話し方が意外。
噺は大受けで、会場は爆笑に包まれていた。
「新婚さんいらっしゃい!」は35年続いている。
タレントでもあり落語家でもある桂三枝も、偉大な人だ。
●オマケ:TOKIOの国文太一が
来春公開の映画「しゃべれども しゃべれども」で落語家を演じる。
「タイガー&ドラゴン」に出演した長瀬智也とどちらがうまいか楽しみだ。
by honomara
| 2006-07-05 23:40
| 鑑賞